2026/09/27 15:44
常連さんは店に入ってきて、まずは製造室を覗き、僕が肩で息しながら奮闘している様子を見てふむふむと納得する。僕もあと2か月ちょっとで71歳を迎えます。先ごろ運転免許書き換え前に高齢者講習というのが義務付けられて行ってきたばかりですが、そういうお年頃なのだと感慨を深くしました。
同世代の友人たちの多くは職場を離れ悠々自適な生活を送るようになり、未だにあくせく働く私を心配して覗き見にやってくることが多くなりました。彼らは皆 優秀で勤勉でしたから充分社会貢献も済ませていますが、生来怠け者で興味の有る事しかしてこなかった僕の場合、やっと世の中の為に奉仕できる状況になったわけで、もう少し踏ん張りたいのです。
そんな両親を心配して、東京から娘たち夫婦が助けにやってきてくれました。いずれはこの店を引き継いでくれる覚悟で、長年勤めたデザイン系企業からの転職でしたから、ずいぶん迷ったはずです。僕も渋谷初台のデザイン事務所に勤務しデパートやショールーム、晴海展示会場を寝るのも惜しんで走り回っていましたがたった6年の経歴です。
そんな全く場違いとも言えるチャレンジをたいへん嬉しくも思い、心配もし見守るしかないと思うのです。
転ばぬ前の杖とか敷いたレールの上を無難に走るのでは、多分満足のいかない能力の二人なので、この思った以上に地味で単調な仕事をコツコツやって得られる喜びを、少しでも早く会得してほしいと考えています。そんな訳で訪ねてくれても隅に隠れて見えないことが多いかもしれません。
そんな時は「じいさんどうした?」とたずねてくだされば、ひょこひょこ挨拶に出てくるのですが、中には遠慮がちな紳士淑女もいらっしゃって、徐々に彼らの記憶から遠退いて行ってしまう寂しさを感じるのは季節のせいでしょうか、歳のせいかな?
※下のカレンダーはあくまでも予定です。年寄りの気まぐれや体調不良で臨時休業になる場合もあります。悪しからず!!
※急な休日変更等はInstagram(@genkinagelato)で告知させていただきます。フォローお願いいたします。

