味と風味を守るために、毎日少量を店内で手づくり

本来、ジェラートは作りたての風味と食感を楽しむもの。特に素材のもつ香りが大手メーカーの工業生産されたアイスと違うことにお気付きですか? 味はもちろん香りまで楽しめるのが小ロット手作りジェラートの特徴なのです。
大量消費を見込んだ大手メーカーの食品工業製品に求められる第一は均質性です。1年前に作った製品と今出てきたものが味、色、風味が違っていたら不良品として店頭には並べられません。東京と静岡で違いがあっても大問題になるでしょう。企業が他社製品より売上と利益を伸ばすには大量に安価に作る必要があります。そのためには香料や色素、保存材の類を添加して何時、誰がどこの工場で作っても全く同じ様に均質化する必要があるのです。何千万人という不特定多数の消費者が求める商品の定めです。
うちのような小さなお店は、大量に作る必要がありません。12月の苺と5月の苺の風味は違うと理解できる方が買ってくださればいいと考えています。同じ産地、同じ農家さんでも日当たりのいい畑と陰がちな畑では品質に差が出るのは当たり前です。不揃いでもいいから、なるべく余分な添加物を子供たちに与えたくないと考える方をお客様として応援します。
現状では、お店を訪ねられない方やギフト用途のために、できたてをカップ詰めし急速冷凍して発送しますので、天然素材を原料とした増粘多糖類を必要最低限使います。ですから全くの無添加とは言えません。しかし余分な添加物を使わず味や香り、風味を守れる範囲で、毎日手づくりをしています。
